多摩地区においてモノレールを始めとする軌道系交通システムの導入が議論・検討されているが、モノレール敷設事業は、その路線開通による、まちづくりの推進、観光振興によって街の経済活動の活性化に寄与するものです。
1998年に多摩都市モノレール「立川北駅~多摩センター駅」間が開業し、今日まで25年が経ち、2020年1月「箱根ヶ崎延伸ルート」事業化が正式決定され、ついに2022年1月に町田方面延伸ルートが決定、多摩市・町田市の行政・商工会議所・その他公益団体等皆様のご協力のもと動き始め昨年2023年末に「モノレール沿線まちづくり構想」が発表され、今日を迎えました。
一方で、多摩地域一般市民、市民団体や地元企業においては、このインフラストラクチャーの開業が、街の発展に与える効果や、自動車利用から軌道系交通システムへの転換による環境負荷低減の効果等、理解が進んでいるとは言えません。
私どもでは、これまで任意団体として、多摩地域におけるモノレールの敷設、この機運醸成活動、またこの情報提供をインターネット媒体利用により行って参りました。
今後は、多摩地域やネット媒体のみの活動に留まらず、都市間ひいては全国規模における、まちづくりの推進、観光振興に寄与する各種の行事開催、講演会開催による理解浸透活動を進めて参りたいと考えております。
皆様の幅広いご支援とご参加をお願いいたします。
NPO法人多摩モノレールとまちづくり 代表理事
渋谷 俊德