多摩モノレール 上北台〜箱根ケ崎 延伸区間にて事業認可申請を国土交通大臣に提出――工事着工へ最終段階に進展

NPO法人多摩モノレールとまちづくりは、多摩地域における持続可能な都市交通の実現に向け、モノレール延伸の動きと地域づくりの連携を注視し続けています。

このたび、多摩都市モノレール株式会社より、2024年7月23日付で「軌道法に基づく特許(=都市計画事業認可)」が国土交通大臣へ申請されたことが発表されました。
対象となるのは、現在の終点・上北台駅(東京都東大和市)から、武蔵村山市を経由し、JR箱根ケ崎駅(西多摩郡瑞穂町)に至る延伸計画区間(約7.0km)です。

これまで、都市計画審議会の開催を経て都市計画決定がなされ、ついに今回、事業主体であるモノレール運行会社による都市計画事業認可申請という段階に至りました。これはすなわち、整備事業がいよいよ「着工」へと進む直前の最終プロセスに入ったことを意味します。

本延伸区間は、公共交通空白地帯の解消、沿線地域の利便性向上、そして将来的な東西アクセス強化に資する重要なインフラ整備です。住民の長年の願いとともに進められてきたこのプロジェクトが、いよいよ事業化・着工という現実的なフェーズに突入しようとしています。

私たちNPO法人多摩モノレールとまちづくりも、地域と交通の新たな接点となるこのプロジェクトの進展を歓迎するとともに、延伸ルートの価値を最大限に生かすまちづくりのあり方を、今後も地域の皆さまと共に考え、支えてまいります。

NPO法人多摩モノレールとまちづくりでは、多摩モノレールのさらなる発展と、それに伴う地域の活性化に向けた取り組みを継続して行っております。
本動画は、モノレール専門情報サイト「MJWS(Monorail Japan Web Site)」との連携により、多摩モノレール延伸に関する最新情報を取り上げた動画コンテンツを企画・公開いたしました。

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