16.パークアンドライドとは

パークアンドライドとは

パークアンドライドとは、自宅などから自動車で駅やバスターミナルの近くまで移動し、駐車場に車を止めて、鉄道、モノレール、バスなどの公共交通へ乗り換える仕組みです。

英語の「Park」と「Ride」を組み合わせた言葉で、「駐車して公共交通に乗る」という意味になります。

国土交通省は、郊外や都心周辺部の駅、バスターミナル、バス停などの近くに駐車場を整備し、マイカーから公共交通へ乗り継ぐシステムと説明しています。自動車が市街地の中心部まで直接乗り入れる台数を減らすことで、交通混雑の緩和、自動車事故の防止、中心市街地の駐車需要の抑制などが期待されます。

モノレール駅にパークアンドライド駐車場を設ければ、徒歩や自転車では駅を利用しにくい地域からも利用者を集められます。駅勢圏を広げ、公共交通の利用を増やす方法の一つです。

一方、駐車場を造るだけで利用されるとは限りません。駅までの道路、駐車料金、駐車可能台数、始発・終電、運行本数、乗換えのしやすさなどを一体的に考える必要があります。

駅前に大規模な駐車場を設置すると、駅周辺へ自動車が集中し、渋滞や歩行者との交錯を招くこともあります。住宅、商業施設、駅前広場などに使える土地が減る可能性もあるため、すべての駅に同じ規模の駐車場を整備するのではなく、地域の特性に応じた配置が必要です。

自動車ではなく自転車で駅まで移動する「サイクルアンドライド」、自動車から路線バスへ乗り換える「パークアンドバスライド」などの方式もあります。

町田方面延伸では、正式な駅位置や駅周辺施設が決まっていないため、パークアンドライドを導入する駅や駐車場の場所も決定していません。将来の駅周辺計画では、徒歩、自転車、路線バス、自動車をどのように組み合わせるかが検討課題になります。

パークアンドライドは、自動車を排除する仕組みではなく、途中から公共交通へ乗り換えることで、自動車とモノレールの役割を分担する取組です。